ホワイトニングのデメリットは?方法別のリスクと対策を中立解説

ホワイトニングについて調べると、良い面ばかりが並んでいることがあります。費用をかけて体に関わることをする以上、悪い面も先に知っておきたいと感じるのは自然なことです。

デメリットは確かにあります。ただ、そのほとんどは対策できるものか、事前に知っていれば受け入れられるものです。そして重要なのは、出方が方法によって変わるという点です。ここではデメリットを5つに整理し、それぞれの対策と、オフィス・ホーム・デュアルでリスクがどう変わるかまでをまとめます。

目次
Oh my teeth
Oh my teeth

ホワイトニング共通のデメリット5つ

まず、どの方法でも共通して起こりうるものから整理します。

施術中や施術後にしみることがある

もっとも多く挙げられるのがこれです。薬剤が歯の内部に作用する過程で、一時的に歯がしみる感覚が出ることがあります。冷たいものが響く、じんとした感覚が続くといった形で現れます。

多くは一時的なもので、施術を休むと落ち着いていきます。ただし、もともと知覚過敏がある方は症状が出やすい傾向があります。

白さは永久ではなく戻る

ホワイトニングで得た白さは、時間とともに少しずつ戻ります。飲食による着色と加齢の影響を受けるためで、これは避けられません。

方法によって差はありますが、数ヶ月から1年程度で色が戻り始めます。白さを保ちたい場合は、継続が前提になります。

効果に個人差があり、到達点には上限がある

歯の変色にはいくつかの原因があり、原因によって薬剤の効きやすさが変わります。飲食による着色が中心なら実感しやすい一方、薬の影響による変色や、エナメル質が薄いケースでは変化が控えめになります。

また、どれだけ続けても、もともとの歯の条件で決まる明るさの上限を超えることはありません。人工物のような均一な白さとは別のものです。

詰め物・被せ物は白くならない

薬剤が作用するのは天然の歯だけです。セラミックやレジン、金属といった人工物の色は変わりません。

前歯の目立つ位置に詰め物があると、周りの歯が白くなることで、その部分の色が浮いて見えるようになります。ホワイトニング後に人工物の色を合わせ直すという選択肢もありますが、その分の費用と時間はかかります。

施術後しばらくは着色しやすい

施術直後の歯は、表面を覆っている薄い膜が一時的に失われた状態になっています。この膜は唾液の働きでおよそ30分から90分かけて再び形成されますが、その間はふだんより着色しやすくなります。

そのため、施術後しばらくは色の濃い飲食物を控えることがすすめられます。どのくらい控えるかは使用した薬剤や歯科医院の方針によって異なるため、その場で確認しておきましょう。

デメリットの出方は方法によって変わる

ここが見落とされやすい点です。同じデメリットでも、選ぶ方法によって重さが変わります。

しみやすさ色戻りの速さ通院の負担費用の出方
オフィスホワイトニング出やすい比較的早い3〜5回の来院1回ごとにまとまった額
ホームホワイトニング穏やか緩やか最低1回※初期+薬剤の追加
デュアルホワイトニング最も出やすい最も緩やかオフィスの回数+1回両方分で最も高い

※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります

オフィスは刺激が強く、色戻りが早い

オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を短時間で作用させます。そのぶん、しみる症状は出やすくなります。

また、短時間で強く作用させる方式は、内部への定着という点で緩やかな方法に及びません。色戻りも比較的早くなります。

ホームは刺激が穏やかで、色戻りが緩やか

ホームホワイトニングは低濃度の薬剤を時間をかけて作用させます。刺激が穏やかなぶん、しみる症状は出にくい傾向があります。

さらに、装着時間を自分で短くしたり、間隔を空けたりといった調整が自分の側でできます。症状が出たときに対処しやすい点は、リスク管理の面で有利に働きます。

デュアルは刺激が重なる

2つを併用するデュアルホワイトニングは、時期を接して刺激が続きます。歯が休まる期間が短くなるため、しみる症状はもっとも出やすくなります。

一方で持続はもっとも長くなります。リスクと効果が両方大きくなる方式だと理解しておいてください。

しみる症状への対策

デメリットのなかで最も気になる部分でしょう。仕組みと対処を押さえておけば、過度に恐れる必要はありません。

なぜ起きるのか

歯の内部には神経につながる細い管が通っています。薬剤が作用する過程で、この管を通じた刺激の伝わり方が一時的に敏感になります。これがしみる感覚の正体です。

歯が溶けたり削れたりしているわけではありません。多くは時間の経過とともに落ち着いていきます。

出たときに何から手をつけるか

症状が出たら、次の順番で対処します。

  1. 装着時間を短くする、または1〜2日休む
  2. 知覚過敏用の歯磨き粉に切り替える
  3. 冷たい飲食物を控える
  4. それでも続く場合は歯科医院に相談する

いきなり中止するのではなく、まず負荷を下げる調整から試すのが基本です。ホームホワイトニングであれば、この調整を自分で行えます。

我慢して予定どおり続けると症状が強くなることがあります。逆に、早めに間隔を空ければ落ち着いてから再開できます。

出にくくする準備

もともと冷たいものがしみる自覚がある方は、始める前にその旨を伝えておきます。薬剤の濃度や装着時間を最初から控えめに設定してもらえる場合があります。

未治療の虫歯や歯にひびがあると症状が出やすくなるため、事前の診察で確認します。知覚過敏抑制剤を用意している歯科医院もあります。

色戻りと、かかり続ける費用

「結局ずっとお金がかかるのでは」という点も、判断材料として押さえておきましょう。

持続期間の目安

オフィスホワイトニングで得た白さは3ヶ月から1年程度、ホームホワイトニングは3ヶ月から1年程度、デュアルでは半年から1年程度とされています。いずれも日々の飲食や喫煙の有無によって幅が出ます。

維持にかかるもの

白さを保つには、色が戻り始めたタイミングで対応することになります。オフィスなら2〜3ヶ月に1回程度の受け直し、ホームなら薬剤の追加です。

参考として、オフィスは1回15,000〜30,000円が中心、ホームはマウスピース作成を含めて8,000〜40,000円が目安です。ホームは初回にマウスピースを作れば以降は薬剤の追加だけで済むため、維持段階のコストは抑えやすい構造になります。

費用を抑える考え方

もっとも効くのは、目標の白さを現実的に設定することです。到達点を高くするほど回数も期間も伸び、維持の負担も増えます。

次に効くのが日々のケアです。着色を溜めない習慣があれば、受け直すまでの間隔を延ばせます。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。上記は一般的な相場であり、特定の医院の料金ではありません。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。

自分の場合にどのデメリットがどの程度出そうかは、状態を見てもらうと見立てが立ちます。

無料カウンセリングを予約する

デメリットを踏まえた進め方

デメリットがあるからやめる、という判断になる方は多くありません。多くの場合、選び方と進め方で軽減できるからです。

避けられるものと受け入れるものを分ける

5つのうち、しみる症状と施術後の着色しやすさは対策で軽減できます。方法の選択と、症状が出たときの調整で対応する範囲です。

一方、色が戻ること、到達点に上限があること、人工物が白くならないことは、受け入れたうえで計画に織り込む性質のものです。これらを事前に知っていれば、期待とのずれは生まれません。

しみやすい人・詰め物がある人の選び方

もともとしみやすい方は、低濃度の薬剤を短時間から使えるホームホワイトニングのほうが調整しやすくなります。装着時間を自分で加減できるためです。

前歯に詰め物がある方は、その位置と目立ちやすさを先に確認します。ホワイトニング後に色を合わせ直す前提で進めるのか、あるいは目立たない位置なので気にしなくてよいのか、判断が変わります。

飲食の制限は指示に従う

施術後にどのくらい飲食を控えるかは、使用した薬剤や歯科医院の方針によって異なります。数時間とする場合もあれば、もう少し長く見る場合もあります。

会食の予定がある場合は、施術日をずらすなどの調整もできます。予定を先に伝えておけば、無理のない日程で組めます。

自分の歯の状態に合わせた進め方は、相談すると具体的になります。

無料カウンセリングを予約する

よくある質問

しみる症状はどのくらい続きますか

多くは一時的で、施術を休むと数日以内に落ち着いていきます。ただし個人差があり、もともと知覚過敏がある方は長引くこともあります。長く続く場合や強い痛みがある場合は、自己判断で続けず歯科医院に相談してください。

会食が多いのですが大丈夫ですか

施術直後は着色しやすい状態になるため、その時間帯を避ける調整が現実的です。予定を伝えておけば、施術日を会食のない日に合わせられます。ホームホワイトニングであれば、装着する時間帯を自分で選べるため予定と両立しやすくなります。

金属の詰め物があると受けられませんか

受けられます。ただし金属の色は変わりません。奥歯など目立たない位置であれば実用上の支障は小さく、前歯の目立つ位置にある場合に色差が気になることがあります。位置を見てもらったうえで判断してください。

途中でやめることはできますか

できます。やめても施術前より黄ばむことはなく、もとの色に向かって戻るだけです。しみる症状が強い場合や予定が変わった場合に、中断や再開を選べます。

まとめ

ホワイトニングのデメリットは、しみることがある、白さが戻る、効果に個人差と上限がある、人工物は白くならない、施術後しばらく着色しやすい、の5つに整理できます。

このうち、しみる症状と施術後の着色は対策で軽減できます。残りの3つは受け入れて計画に織り込む性質のもので、事前に知っていれば期待とのずれは生まれません。

そして出方は方法によって変わります。刺激が気になるなら低濃度で調整しやすいホーム、期日優先ならオフィス、というように、リスクの重さも選択の材料になります。デメリットがあるかどうかではなく、自分にとってどれが重いかで考えると判断しやすくなります。


東京銀座有楽町矯正歯科のホワイトニング

通院の負担を抑えたい方に向けて、オンライン診療と自宅でのケアで進めるホワイトニングをご用意しています。3Dスキャンで採得した歯型からオーダーメイドのマウスピースを作成し、歯科医師の診断のもとでホワイトニング剤と知覚過敏抑制剤をお届けします。

  • 診察はオンラインで完結。マウスピースをお持ちの方は来院いただく必要がありません
  • 歯型に合わせたオーダーメイドのマウスピースで、薬剤を歯の隅々まで行き渡らせます
  • しみる症状に備えた知覚過敏抑制剤を同梱。経過はLINEでご相談いただけます

※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次