歯科矯正の種類はいくつある?各装置のメリット・デメリットを解説

「歯科矯正の種類や費用、見た目の違いは?」

「どの種類の矯正方法が自分に合っているの?」

近年では、周囲からは見えない裏側矯正や目立ちにくいマウスピース矯正など、さまざまな種類の矯正方法が選べるようになりました。

しかし、それぞれメリットとデメリットがあり、自分に適した矯正方法を選ぶ際は、違いを理解しておく必要があります。

本記事では、歯科矯正の種類やそれぞれ装置の特徴などについて解説します。

目次

歯科矯正の種類

矯正装置の種類の画像

歯科矯正は、小児矯正と成人矯正の2つのカテゴリにわけることができ、それぞれ対象年齢や治療の目的が異なります。

小児矯正

小児矯正は、成長期の子どもに対して行われる矯正治療です。主な目的は、あごの成長をコントロールし、永久歯が正しい位置に生えるようにするための土台作りです。

小児矯正では主に以下の装置が用いられます。

  • マウスピース型の装置:あごの骨の成長を促したり、舌の癖の改善などで用いられます。就寝時に装着するものがほとんどです。
  • ワイヤー矯正:歯の表面にブラケットとワイヤーをつけて歯を動かす方法です。
  • 床矯正:取り外し可能な装置を使ってあごの成長を促進させる方法です。

成人矯正

成人矯正は、矯正装置を用いて歯を1本ずつ動かし、歯並びと噛み合わせを改善する矯正治療です。成人矯正にはすべての歯を対象にした「全体矯正」と、前歯の軽い歯並びの乱れを対象にした「部分矯正」の2つの方法があります。

歯科矯正で使う装置の種類とメリット・デメリット

マウスピースを持つ女性の画像

歯科矯正にはさまざまな装置があり、それぞれメリットとデメリットがあります。ここでは、成人矯正で使用する矯正装置を紹介します。

表側矯正

表側矯正は最も一般的な矯正方法で、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かします。費用が比較的抑えられるのが特徴ですが、装置が目立ちやすい点がデメリットです。

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する方法です。ほとんど目立たないため、見た目を気にする方に適していますが、費用が高額になる点がデメリットです。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着し、定期的に新しいものに交換する方法です。着脱が可能で食事や歯磨きの際に外せるため、生活への影響が少ないです。ただし、装着時間を自分で管理する必要があります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、上あごの歯は裏側矯正、下あごの歯は表側矯正を行う方法です。審美性を保つことが可能で、裏側矯正よりも費用を抑えられます。

その他の矯正方法

矯正治療には以下の方法もあります。

  • コンビネーション矯正:最初はワイヤー矯正を行い、治療計画の2/3を過ぎたあたりからマウスピース矯正に切り替える方法です。
  • 外科矯正:外科手術と歯科矯正を併用する方法です。あごの骨が原因で受け口や出っ歯を生じている場合に行われます。
  • インプラント矯正:矯正治療で使用する補助装置です。あごの骨に小さなネジを埋め込んで固定源として利用します。
  • セラミック矯正:削った歯を補う補綴(ほてつ)治療の一種です。健康な歯を削り、セラミッククラウンを被せて歯並びを改善します。矯正治療ではありません。

歯科矯正の費用・期間・通院頻度

カレンダーと小銭の画像

矯正の種類別の費用・期間は以下の通りです。

表側矯正裏側矯正ハーフリンガル矯正マウスピース矯正
目安費用全体60万〜130万円100万〜170万円80万〜150万円60万〜100万円
部分30万〜60万円40万〜70万円35万〜65万円10万〜40万円
目安期間全体1〜3年程度2〜3年程度2〜3年程度1〜3年程度
部分2ヶ月〜1年程度5ヶ月〜1年程度5ヶ月〜1年程度2ヶ月〜1年程度
通院頻度1ヶ月に1回1ヶ月に1回1ヶ月に1回1~3ヶ月に1回

歯並び全体を動かす矯正治療は、部分矯正よりも治療期間が長く、費用も高額になります。また、審美性が高いほど費用は高額になりがちです。

ただ、いずれもあくまで目安なので、矯正を検討されている方はまず矯正の敵船診断を受けてみましょう。

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自分に合った矯正装置の種類を選ぶためのポイント

ワイヤー矯正(金属ブラケット)の画像

矯正治療は自分に合った装置を選ぶことが重要です。以下のポイントを考慮して選びましょう。

  • 歯並びの状態
  • 装置の見た目
  • ライフスタイル
  • 予算
  • 通院頻度

どの矯正装置が適しているかは、歯並びの状態によって異なります。軽度の場合は、部分矯正が適していることが多いです。しかし、噛みあわせに問題がある場合は、全体矯正が対象になります。

見た目が気になる場合は、裏側矯正やマウスピース矯正が適しているでしょう。矯正装置によって通院頻度も異なるため、ライフスタイルに合わせて選択することが大切です。

どの種類の歯科矯正が適しているのかは当院にご相談ください

歯科矯正には、表側矯正や裏側矯正、マウスピース矯正などさまざまな種類があります。

治療期間や費用、通院頻度は選択する装置によって異なりますが、歯並びの状態やライフスタイル、予算に合った方法を選ぶことが重要です。

東京銀座有楽町矯正歯科はマウスピース矯正 Oh my teethを導入しています。

無料診断を実施していますので、どの種類の歯科矯正が適しているか気になる方は当院にご相談ください。

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