歯の矯正を検討するとき、最初にぶつかるのが「結局いくらかかるのか」という疑問です。
矯正の値段は方法や範囲によって30万〜170万円と幅があります。さらに、調整料や保定装置代など初期の見積もりに含まれない費用が加わるケースもあり、「思ったより高くなった」という声は少なくありません。
この記事では、矯正方法ごとの相場を一覧で比較したうえで、見落としがちな追加費用の内訳や、総額を抑える方法まで解説します。見積もりと請求額のズレを防ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
※歯列矯正は保険適用外の自由診療です。費用はクリニック・歯並びの状態により異なります。
【結論】歯の矯正の値段は30万〜170万円|種類別の相場一覧
歯の矯正の値段は、矯正方法と対象範囲で大きく変わります。まずは種類ごとの相場を把握して、自分に合った選択肢を絞っていくのがおすすめです。
マウスピース矯正の値段:10万〜100万円
マウスピース矯正は、透明な装置を使って歯を動かす方法です。目立ちにくいことから、20〜30代を中心に選ぶ方が増えています。
費用の幅が広いのは、部分矯正と全体矯正で対象範囲が異なるためです。
- 部分矯正(前歯中心):10万〜40万円
- 全体矯正(奥歯を含む全体):60万〜100万円
Oh my teethが矯正経験者251名を対象に実施した調査では、部分矯正の平均費用は52.8万円(ワイヤー50.0万円/マウスピース54.6万円)、全体矯正の平均費用は81.0万円でした(※Freeasy調査 251名・2025年2〜3月実施)。
マウスピース矯正を検討している方は、マウスピース矯正の値段を詳しく比較した記事もあわせてご覧ください。
ワイヤー矯正(表側)の値段:30万〜130万円
表側ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着する方法です。幅広い症例に対応できる一方、装置が目立ちやすいというデメリットがあります。
注意したいのは、月1回の通院ごとにかかる調整料です。1回あたり5,000〜1万円が相場で、2年間通うと12万〜24万円の上乗せになります。初期費用だけで判断すると、総額が想定より膨らむことがあります。
ワイヤー矯正(裏側・ハーフリンガル)の値段:40万〜170万円
裏側矯正(リンガル矯正)は、歯の裏側に装置をつける方法です。外から見えにくい分、歯科医師の技術や技工の難度が高く、表側ワイヤーの1.3〜1.5倍ほどの費用がかかります。
上の歯だけ裏側・下の歯は表側にする「ハーフリンガル」にすると費用を抑えられますが、それでも60万〜130万円が目安です。
【比較表】矯正方法×費用×通院頻度×期間の早見表
| 矯正方法 | 費用相場 | 通院頻度 | 治療期間の目安 |
|---|---|---|---|
| マウスピース矯正(部分) | 10万〜40万円 | 少ない〜なし※ | 2ヶ月〜1年 |
| マウスピース矯正(全体) | 60万〜100万円 | 月1回〜少なめ | 1〜3年 |
| 表側ワイヤー | 30万〜130万円 | 月1回 | 1〜3年 |
| 裏側ワイヤー | 40万〜170万円 | 月1回 | 1〜3年 |
| ハーフリンガル | 60万〜130万円 | 月1回 | 1〜3年 |
※通院頻度はクリニック・ブランドにより異なります。※費用は保険適用外の自由診療です。
この表でわかるとおり、初期費用だけでなく通院頻度と調整料の積み重ねが総額に影響します。次のセクションでは、見積もりに含まれないことが多い追加費用の内訳を解説します。
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見積もりどおりに終わる?見落としがちな「追加費用」の内訳
矯正の値段で「高い」と感じるかどうかは、最初の見積もりよりも実際に支払う総額で決まります。矯正には装置代のほかに、治療の前・中・後それぞれで追加費用が発生するケースがあります。
ここでは、見積もりに含まれないことが多い費用を段階別に整理します。
矯正前にかかる費用(検査・診断料)
矯正治療を始める前には、レントゲン撮影や口腔内スキャン、噛み合わせの検査が必要です。
- 相談料:無料〜5,000円
- 検査・診断料:1万〜5万円
最近は初回検査を無料にしているクリニックも増えていますが、精密検査は別料金というパターンもあります。「初回無料」の範囲がどこまでかは、予約前に確認しておくと安心です。
矯正中にかかる費用(調整料・追加アライナー)
治療中に定期的に発生するのが調整料(処置料)です。
- 調整料:3,000〜1万円/回
- 通院頻度:月1回が一般的
たとえば調整料が5,000円、治療期間が2年間の場合、5,000円×24回=12万円が装置代に上乗せされます。
また、マウスピース矯正では計画どおりに歯が動かなかった場合に、追加のマウスピース(リファインメント)が必要になることがあります。追加費用の有無はクリニックの料金体系によるため、契約前に確認しておくのがおすすめです。
矯正後にかかる費用(保定装置・経過観察料)
矯正が終わった後も、歯の後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)の装着が必要です。
- リテーナー代:1万〜5万円(装置代に含まれる場合もあり)
- 経過観察料:3,000〜5,000円/回
- 保定期間:通常1〜3年(個人差あり)
保定期間中の通院は3〜6ヶ月に1回程度ですが、積み重なると数万円単位になります。「矯正が終わったのに、まだお金がかかるの?」と感じる方もいるかもしれません。保定期間にかかる費用まで含めた総額を見積もりの段階で確認しておくことが大切です。
「トータルフィー制」と「都度払い制」の違い
追加費用が発生するかどうかは、クリニックの料金体系に大きく左右されます。おもな料金体系は2つです。
| 料金体系 | 仕組み | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| トータルフィー制 | 検査・装置代・調整料・保定装置をすべて含んだ総額を提示 | 追加費用が発生しにくく、総額が読みやすい | 初期提示額は都度払いより高く見えることがある |
| 都度払い制 | 装置代+通院ごとの調整料を都度支払う | 初期費用を抑えやすい | 治療が長引くほど総額が膨らむ可能性がある |
「初期費用が安いから」と都度払い制を選んだ結果、総額ではトータルフィー制を上回っていた——というケースは珍しくありません。見積もりの金額だけでなく、何が含まれていて、何が含まれていないのかを確認するのが、後悔しない選び方の第一歩です。
※追加費用の発生有無・金額はクリニックの料金体系により異なります。
歯の矯正の値段を抑える3つの方法
矯正は自由診療のため、まとまった費用がかかります。ただし、制度や支払い方法を活用することで実質負担を抑えることは可能です。
医療費控除で実質負担を減らす
医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。噛み合わせの改善を目的とした矯正治療は、医療費控除の対象になりうります。
概算例(あくまで目安です):
- 年収350万円(所得税率20%)、矯正費用66万円の場合
- 控除対象額:66万円 − 10万円 = 56万円
- 還付目安:56万円 × 20% = 約11.2万円
申請には確定申告が必要です。領収書や診断書を保管しておくと手続きがスムーズです。
詳しくは、歯列矯正の保険適用条件について詳しく解説した記事も参考になります。
※医療費控除の適用は個人の状況・税務署の判断により異なります。審美目的のみの矯正は対象外となる場合があります。
デンタルローン・分割払いで月々の負担を平準化する
まとまった費用を一度に用意するのが難しい場合は、デンタルローンや分割払いを活用する方法があります。月々の支払いを数千円〜数万円に抑えられるため、治療開始のハードルが下がります。
ただし、分割回数が多いほど金利(手数料)の総額は増えます。「月々○○円」という広告を見たときは、分割回数・金利・支払い総額をセットで確認するのがポイントです。
部分矯正で対象範囲を絞る
前歯の気になる部分だけを整える部分矯正は、全体矯正と比べて30万円以上費用を抑えられるケースがあります。
ただし、部分矯正はすべての歯並びに対応できるわけではありません。Oh my teethの調査では、部分矯正を希望してカウンセリングを受けた方の41%が「難しい」と説明された経験があるという結果も出ています(※Freeasy調査 457名・2025年11月実施)。
自分の歯並びが部分矯正に適応するかどうかは、検査を受けたうえで歯科医師に判断してもらう必要があります。
部分矯正の値段と適応条件を解説した記事でも詳しく紹介しています。
Oh my teethなら追加費用なしのトータルフィー制
ここまで、矯正の値段には見えにくい追加費用が潜んでいること、そして「総額で比較する」ことが大切だとお伝えしてきました。
Oh my teethは、マウスピースの製造費、矯正開始後のサポート費用をすべて含んだトータルフィー制を採用しています。
| プラン | 料金(税込) | 対象 |
|---|---|---|
| Basicプラン | 33万円 | 上下前歯の部分矯正 |
| Proプラン | 66万円 | 奥歯を含む全体矯正 |
※Basicプラン33万円(税込)。Proプラン66万円(税込)。マウスピース破損・紛失時は別途料金が発生します。
追加費用なしの実績
Oh my teethの卒業ユーザー183名を対象にしたアンケートでは、77.1%が「追加費用なし」で治療を完了しています。許容範囲と回答した方を含めると、94%以上が費用面で納得しているという結果でした(※LINEアンケート 183名・2025年11月実施)。
通院コストがほぼかからない
Oh my teethでは、矯正開始後の定期通院が原則不要です。自宅にマウスピースが届き、LINEで進捗管理を行う仕組みのため、通院のたびに調整料が積み上がるということがありません。
※歯並びの状態によっては複数回の通院が必要な場合があります。
平均治療期間は約4ヶ月
卒業者7,564名のデータでは、平均治療期間は127日(約4ヶ月)、中央値は108日でした(※BigQuery 2024年10月〜2025年9月)。Basicプランの場合は平均123日、Proプランでは平均170日です。
※治療期間は歯並びの状態により個人差があります。
分割払いにも対応
月々3,500円から分割払いが可能です。
※上下前歯の部分矯正(Basicプラン)を120回払い(初回3,519円)で支払う場合の金額です。支払い総額420,019円(税込)。
リスク・副作用について
マウスピース矯正には以下のリスク・副作用があります。
- 1日20時間以上の装着が必要です。装着時間が不足すると計画どおりに歯が動かない可能性があります
- 新しいマウスピースへの交換直後は、数日間痛みや圧迫感を感じる場合があります
- 矯正期間中は虫歯・歯周病のリスクが高まる可能性があります
- 治療後はリテーナー(保定装置)の装着が推奨されます
- 歯根吸収、歯肉退縮、ブラックトライアングルが生じる可能性があります
※保険適用外の自由診療です。※治療効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。
\ まずは無料診断で「自分の値段」を確認 /
「値段が不透明で踏み出せない」——矯正に対するその不安は、多くの方が感じていることです。Oh my teethの卒業ユーザー183名を対象にした調査でも、57.4%の方が矯正前に不安を抱えていたと回答しています。
Oh my teethでは、導入クリニックでの無料診断で3Dスキャンを実施し、あなたの歯並びに合ったプランと費用をお伝えしています。所要時間は約30分。その場で契約する必要はありません。
トータルフィー制だから、提示された金額が最終的な支払い額です。まずは「自分の場合いくらかかるのか」を確かめるところから始めてみませんか。
※保険適用外の自由診療です。※歯並びの状態によっては適応外の場合があります。
歯の矯正の値段に関するよくある質問
Q. 歯の矯正に保険は使える?
原則として、歯列矯正は保険適用外の自由診療です。
ただし、顎変形症や先天性疾患など、国が定める特定の症状に該当し、指定の医療機関で外科手術を伴う矯正治療を受ける場合は、保険が適用されるケースもあります。審美目的の矯正には保険は適用されません。
Q. 上の歯(前歯)だけの矯正はいくら?
前歯だけの部分矯正は、10万〜40万円が目安です。全体矯正より費用を抑えられる可能性がありますが、噛み合わせや歯並びの状態によっては部分矯正では対応できない場合もあります。適応かどうかは歯科医師の診断が必要です。
Q. 子どもの矯正と大人の矯正で値段は違う?
小児矯正(Ⅰ期治療)の相場は20万〜50万円で、大人の矯正より費用が抑えられる傾向にあります。ただし、Ⅰ期治療で歯並びが整いきらない場合はⅡ期治療(大人と同じ本格矯正)が必要になるケースもあり、トータルの費用は個人差があります。
Q. 矯正の値段が安いクリニックを選んでも大丈夫?
安いこと自体が問題というわけではありません。大切なのは、提示された金額に何が含まれていて、何が含まれていないのかを確認することです。
装置代だけを見て「安い」と思っても、調整料・保定装置代・追加アライナー代が別途かかる場合、最終的な総額は高くなることがあります。複数のクリニックで見積もりを取るときは、総額ベースで比較するのがおすすめです。
まとめ|「総額でいくらか」がわかれば、矯正は怖くない
歯の矯正の値段について、最後に要点を整理します。
- 相場は30万〜170万円。矯正方法と対象範囲(部分 or 全体)で大きく変わる
- 追加費用の有無で総額は変わる。調整料・保定装置代が見積もりに含まれているか必ず確認する
- トータルフィー制なら見積もりどおりの総額で終わる。「結局いくら?」の不安を減らせる
費用の全体像がつかめれば、矯正は「高いからムリ」ではなく「自分に合ったプランを選べるもの」になります。まずは自分の歯並びだと実際いくらかかるのか、無料診断で確認してみてください。
※Oh my teethの無料診断は導入クリニックで実施しています。所要時間は約30分です。その場で契約する必要はありません。※保険適用外の自由診療です。








