歯医者のホワイトニングとは?市販品との違いと受診の流れを中立解説

ホワイトニングをうたう歯磨き粉を使い続けているのに、思ったほど変化がない。そんなとき、歯医者で受けるという選択肢が浮かびます。

ただ、そこで迷いが生まれます。わざわざ歯科医院に行くほどのことなのか。市販品や店舗型のサービスとは何が違うのか。費用も流れも想像がつかないまま予約するのは気が進みません。ここでは、歯医者で行うホワイトニングが何をするものなのかを仕組みから整理し、市販品で足りる目的との線引き、費用、受診の流れまでをまとめます。

目次
Oh my teeth
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歯医者のホワイトニングは「歯の内部の色素を分解する」

歯医者で行うホワイトニングと市販品の違いは、価格でも効き目の強さでもありません。作用する場所が違います。

扱える薬剤が違う

歯科医院で使われるのは、過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤です。これらは歯科医師の管理下でのみ扱えるもので、歯の内部にある色素を分解する働きを持ちます。

歯科医院以外の場所では、この濃度の薬剤を使うことができません。制度上の線引きであり、施設の設備や技術の問題ではありません。

市販品が落とせるのは表面の着色まで

ドラッグストアで手に入るホワイトニング歯磨き粉は、歯の表面に付着した着色を落とす目的でつくられています。研磨剤や、着色を浮かせる成分が配合されているタイプが一般的です。

歯の内部にある色素を分解する働きは想定されていません。これは製品の質の問題ではなく、そもそも目的が違うということです。

だから市販品で変化を感じにくいことがある

歯の色が気になる原因が飲食による着色であれば、市販品でも印象が変わります。コーヒーや茶渋による表面の汚れは、落とせる範囲だからです。

一方、歯そのものの色みが原因であれば、表面をいくら磨いても変わりません。市販品を長く使っても実感がないという場合、原因が表面ではなく内部にある可能性があります。この場合、必要なのは強い歯磨き粉ではなく、作用する場所が違う方法です。

歯医者で受けられるのはオフィスだけではない

「歯医者のホワイトニング」と聞くと、医院の椅子に座って光を当てる施術を思い浮かべる方が多いかもしれません。実際には選択肢が複数あります。

オフィスホワイトニング

歯科医院で高濃度の薬剤を塗り、光を当てて反応を促す施術です。1回あたり30〜60分程度で、1回目から変化を感じやすい方法です。

目標の白さまでには3〜5回程度必要とされ、施術の間隔は1〜2週間空けます。

ホームホワイトニング

歯科医院で自分の歯型に合わせたマウスピースを作り、処方された薬剤を入れて自宅で装着する方法です。低濃度の薬剤を1日1〜2時間かけて作用させます。

変化を感じ始めるのは2週間前後と緩やかですが、内部にじっくり作用するため白さが長持ちしやすい性質があります。歯科医院で処方を受ける点は同じで、自宅で行うから簡易版というわけではありません。

組み合わせる方法

オフィスで先に変化をつくり、その後ホームで維持していく方法はデュアルホワイトニングと呼ばれます。早さと持続の両方を狙える一方、費用は両方分かかります。

つまり「歯医者に行く=何度も通う」とは限りません。ホームを選べば、来院はマウスピースを作るときが中心になります。

市販品・店舗型のサービスとの線引き

選択肢の性質を整理しておきます。優劣ではなく、できることの範囲が違うという話です。

区分扱える薬剤歯の内部への作用事前の診察
歯科医院のホワイトニング歯科医師の管理下で使用する薬剤ありあり
店舗型のセルフサービス医療用の薬剤は不可なし(表面の着色まで)なし
市販の歯磨き粉・ケア用品一般向けの成分なし(表面の着色まで)なし

表面の着色を落としたいだけなら

コーヒー、紅茶、赤ワイン、喫煙などによる着色が原因であれば、市販品やクリーニングで対応できます。歯科医院に行く場合も、まずクリーニングだけで印象が変わることがあります。

この目的なら、いきなりホワイトニングを選ぶ必要はありません。

歯そのものの色みを変えたいなら

もともとの歯の色を明るくしたい場合は、内部の色素に作用する方法が必要です。この範囲は歯科医院でしか扱えません。

自分の悩みがどちらなのかは、見た目だけでは判断が難しいところです。ここを取り違えると、時間とお金をかけても目的に届きません。原因の見立ては診察でつきます。

費用の目安

歯科医院で受ける場合の金額感を押さえておきましょう。

方法別の相場

オフィスホワイトニングは1回あたり15,000〜30,000円が中心で、目標到達までに3〜5回。ホームホワイトニングはマウスピース作成を含めて8,000〜40,000円。デュアルホワイトニングは50,000〜80,000円が目安です。

表示価格に含まれるもの

同じ金額でも、含まれるものが違えば実際の支払額は変わります。初回のカウンセリング料、施術前のクリーニング代、ホームの場合のマウスピース作成費。この3つが含まれるかどうかで、1万円前後の差が出ることもあります。

問い合わせるときは、この3点をあわせて確認しておくと比較できる形になります。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。上記は一般的な相場であり、特定の医院の料金ではありません。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方には個人差があります。

自分の歯の色の原因と、必要な費用・期間の見立ては、状態を見てもらうと具体的になります。

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受診の流れと通院回数

何をされるのかがわかると、予約のハードルは下がります。

初回に確認されること

診察では、次のような点が確認されます。

  • 虫歯や歯周病がないか
  • 歯にひびや欠けがないか
  • 歯の変色の原因が何か
  • 詰め物・被せ物がどこにあるか
  • 知覚過敏の症状があるか

これらは「余計な治療を勧めるため」ではなく、ホワイトニングを進められる状態かを判断するために必要な確認です。未治療の虫歯があると薬剤がしみたり刺激になったりするため、治療を先に行う判断になることがあります。

変色の原因と人工物の位置は、結果の見通しを左右します。人工物には薬剤が作用しないため、前歯に詰め物があると周りだけが白くなって色が浮くことがあるためです。

クリーニングと準備

歯の表面に着色や歯石が付いていると、薬剤が均一に作用しません。そのため、施術前にクリーニングを行うのが一般的です。

ホームホワイトニングを選ぶ場合は、このあと歯型を採ります。近年は3Dスキャナーを使う方法が広がっており、所要時間は15分程度です。

通院回数の目安

オフィスホワイトニングは3〜5回の来院が前提になります。一方、ホームホワイトニングはマウスピースを作るための来院が中心で、通院は最低1回※から始められます。

※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります

近年は診察をオンラインで行い、来院を最小限にしている歯科医院もあります。通院の時間が取りにくい場合は、こうした進め方に対応しているかを確認しておくと選びやすくなります。

歯医者で受けるときに確認しておきたいこと

相談の場で次の4点を伝えておくと、進め方が具体的になります。

目標の白さを共有する

どこまで白くしたいかを、シェードガイドという色見本で共有します。「なんとなく白く」のままだと、必要な回数も費用も見積もれません。

しみやすさを伝える

冷たいものがしみることがあるなら、その旨を先に伝えておきます。薬剤の濃度や作用時間を調整できるほか、知覚過敏用の薬剤を用意している歯科医院もあります。

我慢して続けるより、最初から調整して進めるほうが結果的に続きます。

人工物の位置を確認する

詰め物や被せ物がどこにあるかを見てもらいます。ホワイトニング後に人工物の色を合わせ直すという手順もあるため、先に把握しておけば想定外を避けられます。

維持の方法まで聞いておく

ホワイトニングは1回で完結しません。白さが戻り始めたときにどうするか、費用はいくらかを最初に聞いておくと、年間の見通しが立ちます。

自分の口の状態に照らして何が向いているかは、相談すると整理できます。

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よくある質問

虫歯があると受けられませんか

未治療の虫歯がある場合は、先に治療を行います。薬剤が患部にしみたり、刺激になったりするためです。治療を終えれば受けられるので、「できない」のではなく順番の問題になります。

保険は使えますか

使えません。ホワイトニングは病気の治療ではなく審美を目的とした施術と位置づけられており、自由診療にあたります。表示されている金額がそのまま自己負担額です。

1回で終わりますか

オフィスホワイトニングは1回でも変化を感じられますが、目標の白さまでには3〜5回程度必要になることが多い方法です。ホームホワイトニングは毎日続けて2週間前後から変化を感じ始めます。どちらも1回で完結するものではありません。

子どもでも受けられますか

歯の成長が続いている年齢では見送るのが一般的です。永久歯が生え揃っていることが一つの目安になりますが、基準は歯科医院によって異なります。該当しそうな場合は事前に確認してください。

まとめ

歯医者で受けるホワイトニングと市販品の違いは、作用する場所です。歯科医院では歯科医師の管理下で扱う薬剤を使い、歯の内部にある色素を分解します。市販品や店舗型のサービスで対応できるのは、表面に付いた着色までです。

したがって、着色を落としたいだけなら市販品やクリーニングで足ります。歯そのものの色みを変えたい場合に、歯科医院という選択が必要になります。

歯科医院で受けられる方法はオフィスだけではなく、自宅で進めるホームもあります。通院の時間が取りにくいなら、来院を抑えられる進め方も選べます。まずは自分の変色の原因がどこにあるかを確かめるところから始めると、遠回りをせずに済みます。


東京銀座有楽町矯正歯科のホワイトニング

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  • 診察はオンラインで完結。マウスピースをお持ちの方は来院いただく必要がありません
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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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