部分矯正ができない例7選!適応外になる症例を具体的に解説

部分矯正ができない例があることを事前に知っておけば、歯科医院選びで失敗せずに済みます。「前歯だけ治したい」と思って相談に行ったのに「全体矯正が必要です」と言われてしまう方は、実は非常に多いのです。

奥歯の噛み合わせに問題がある場合や歯の移動距離が大きすぎる場合など、部分的な治療では対応できないケースが存在します。しかし、諦める必要はありません。マウスピース矯正なら従来の方法では難しかった症例にも対応でき、通院回数も大幅に削減できる可能性があります。

この記事では、どのような歯並びが部分矯正の適応外になるのか、そしてあなたに最適な矯正方法を見つけるポイントを詳しく解説します。

目次
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【症例で解説】部分矯正ができない歯並びと具体的な判断基準

部分矯正は、前歯の軽度な歯並びの問題に限定された治療法です。すべての歯並びの悩みに対応できるわけではありません。適応外の症例で無理に部分矯正を行うと、噛み合わせの悪化や後戻りなどのリスクが高まります。

  • 歯を大幅に動かす必要がある重度のガタガタ(叢生)
  • 顎の位置に問題がある骨格性の出っ歯・受け口
  • 上下の噛み合わせに根本的な問題がある
  • 抜歯奥歯の移動が必要になる
  • 開咬交叉咬合などの複雑な歯並び

重度の叢生(3mm以上のスペース不足)

叢生(そうせい)とは、歯が重なり合ってガタガタに生えている状態です。

歯をきれいに並べるためのスペースが3mm以上不足している場合、抜歯や奥歯を後ろに動かす処置が必要になるため、部分矯正では対応が困難です。

軽度の叢生であっても、前歯だけの治療では根本的な原因を解決できず、治療後に歯並びが元に戻ってしまう「後戻り」のリスクが高くなります。

骨格性の出っ歯・受け口(顎の位置の異常)

上顎や下顎の位置・大きさに問題がある骨格性の不正咬合は、歯の移動だけでは改善できません。

出っ歯や受け口の原因が骨格にある場合、部分矯正で前歯を動かしても見た目の改善は限定的です。 根本的な改善には、全体矯正や外科的な矯正治療が必要になることもあります。

上下の噛み合わせに大きなズレがある症例

前歯だけを動かすことで、奥歯を含めた全体の噛み合わせが悪化する可能性がある場合は、部分矯正の適応外となります。

噛み合わせの改善には、上下の歯を総合的に治療する「全体矯正」が必要です。

特に、噛み合わせが深すぎる「過蓋咬合(かがいこうごう)」や、前歯が噛み合わない「開咬(かいこう)」は、前歯のみの治療では機能的な改善が期待できません。

抜歯が必要・奥歯の移動が必要な症例

歯並びを整えるために抜歯が必要な症例や、奥歯を大きく動かす必要がある症例は、部分矯正では治療できません。

部分矯正は、基本的に前歯6本程度の範囲に限定された治療法だからです。

特に、犬歯が前方に大きく飛び出しているようなケースでは、奥歯から全体的に動かす必要があるため、全体矯正が適応となります。

開咬・交叉咬合などの複雑な不正咬合

開咬(奥歯で噛んでも前歯が噛み合わない状態)や交叉咬合(上下の歯の噛み合わせが部分的に逆になっている状態)は、複数の歯や顎の位置に問題が絡んでいるため、部分矯正では改善できません。

これらの症例では、見た目だけでなく機能的な噛み合わせの改善が最優先となるため、包括的な治療計画が必要です。

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部分矯正で治せる範囲はどこまで?できない例とできる例の差

部分矯正で対応できるのは、あくまで前歯の軽度な歯並びの問題に限られます。

歯を動かせる距離や治療期間にも明確な限界があることを理解し、現実的な治療計画を立てることが大切です。

  • 治療対象は前歯6本程度の軽度な凹凸のみ
  • 各歯の移動距離は2〜3mm程度が上限
  • 治療期間は3〜12ヶ月以内で完了する症例
  • 既存の噛み合わせに問題がないことが大前提

前歯6本程度の軽度な凹凸のみが対象

部分矯正の治療範囲は、上下の前歯6本ずつが基本です。笑ったときに見える部分の歯並びを重点的に改善します。犬歯より後ろの奥歯の移動が必要な場合は、適応外となります。

歯の移動距離は2〜3mm程度まで

部分矯正では、それぞれの歯を2〜3mm程度動かすことが限界です。それ以上の大きな移動は、歯の根に過度な負担がかかり、歯がグラグラになるなどのリスクを高めます。

治療期間が3〜12ヶ月以内で完了する症例

部分矯正のメリットは治療期間の短さですが、それは軽度な症例に限られます。治療に1年以上かかるような場合は、通常、全体矯正の適応となります。

既存の噛み合わせに問題がない場合限定

部分矯正を行う大前提として、奥歯の噛み合わせが安定していることが重要です。前歯を動かすことで全体の噛み合わせが悪化する可能性がある場合は、適応外と診断されます。

費用が安い・期間が短い!部分矯正の3つのメリット

適応症例は限定されますが、条件に合う場合には大きなメリットがあります。

メリット① 費用が全体矯正の約3分の1

最大のメリットは治療費の安さです。全体矯正が60〜100万円程度かかるのに対し、部分矯正は30万円台から治療が可能です。

部分矯正の費用について詳しく知りたい方は「部分矯正の値段はいくら?費用相場・追加料金・全体矯正との違いまで徹底解説」をご覧ください。

Oh my teethのBasicプランでは、33万円で上下前歯の部分矯正が可能で、分割払いにも対応しています。

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メリット② 治療期間が3〜6ヶ月と短期間

平均3〜6ヶ月という短期間で治療が完了するため、結婚式や就職活動など、特定のイベントに向けて歯並びを整えたい方に最適です。

メリット③ 前歯の見た目を重点的に改善できる

笑顔の印象を大きく左右する前歯の見た目を集中的に改善できます。人と話すときに最も目につく部分を効率的に治療することで、コストパフォーマンスの高い改善が期待できます。

後悔する前に知るべき部分矯正の4つのデメリットとリスク

部分矯正にはメリットがある一方で、治療範囲が限定されることによるデメリットやリスクも存在します。これらを事前に理解し、ご自身の症例に適した治療法を選択することが重要です。

  • 噛み合わせに影響が出て、顎関節へ負荷がかかる
  • 動かす歯が少ないため、治療後に後戻りしやすい
  • 原因(奥歯や骨格)を放置すると、再治療が必要になる
  • 前歯だけ整っても、横顔や笑顔に違和感が残ることがある

デメリット① 噛み合わせ悪化による顎関節症のリスク

前歯だけを動かすことで上下の噛み合わせのバランスが崩れ、顎の痛みや口が開きにくいといった顎関節症を引き起こすリスクがあります。

デメリット② 後戻りしやすく再治療が必要になることも

部分矯正は、歯並びの根本的な原因(例:奥歯の位置)を解決していない場合が多いため、治療後の「後戻り」が起こりやすい傾向があります。後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)の装着が非常に重要です。

マウスピース矯正で失敗しやすいパターンや後戻りを防ぐための対策については「マウスピース矯正で失敗する人の特徴は?原因・対策・失敗時の対応も解説」で詳しく解説しています。装着時間管理や自己管理のコツも確認しておきましょう。

デメリット③ 根本的な解決にならない症例がある

歯並びの乱れが奥歯の位置や顎の骨格に起因している場合、前歯のみの治療では根本的な解決になりません。見た目は一時的に改善されても、長期的な安定性に問題が生じる可能性があります。

デメリット④ 審美面での不満が残るケース

「正面から見るときれいになったけど、横顔の口元の突出感は変わらない」など、治療範囲が限定されることで、期待していたほどの審美的な改善が得られない場合があります。

あなたはどっち?部分矯正と全体矯正の選び方

ご自身に合った矯正方法を選ぶための判断軸を4点紹介します。費用だけで決めず、長期的な満足度と健康面まで視野に入れることが、後悔しないための鍵です。

スクロールできます
評価軸部分矯正が適する条件全体矯正が適する条件
歯並び前歯の軽度な重なり・隙間歯のガタガタが全体にある(叢生3mm以上)
噛み合わせ大きなズレや機能的な問題なし噛み合わせのズレや顎関節の症状あり
期間3〜12ヶ月1〜3年
費用約30〜40万円60万円以上

歯並びの状態による適応判断

前歯だけの軽度なねじれや隙間であれば、部分矯正が有効です。一方、奥歯が倒れている場合や抜歯を伴う症例では、全体矯正が基本となります。

費用・期間・効果の優先順位

短期間・低コストを最優先するなら部分矯正、仕上がりの美しさと将来的な安定性を重視するなら全体矯正が向いています。Oh my teethでは、前歯特化のBasicプラン(33万円)と、奥歯から全体を整えるProプラン(66万円)を用意しており、両方を比較しながら選択できます。

「部分矯正ができない例」に関するよくある質問(FAQ)

他の歯医者で「あなたの歯並びは部分矯正できない」と言われました。もう諦めるしかないですか?

諦める必要はありません。歯科医院によって治療方針や設備が異なり、診断結果が変わることは珍しくないからです。

他院で「できない」と言われた方でも、当院の精密検査で最適なプランが見つかる可能性は十分にあります。まずはセカンドオピニオンとして、お気軽にご相談ください。

見た目は「少しだけ出っ歯」なのですが、これも部分矯正できない例に当たりますか?

原因によります。歯の傾きだけが原因なら部分矯正の可能性がありますが、骨格が原因の場合は全体矯正が必要です。

自己判断は難しいため、まずは精密検査でご自身の出っ歯の原因を正確に特定することが重要です。

自分の歯並びが部分矯正できるか、簡単に見分ける方法はありますか?

ご自身での正確な判断は困難です。部分矯正ができない原因は、自分では気づきにくい奥歯の噛み合わせに隠れていることが多いためです。

思い込みで判断せず、まずは無料診断でご自身の歯並びがどうなっているのか、3Dシミュレーションで確認してみることをおすすめします。

なぜ歯科医院によって「部分矯正できる・できない」の診断が違うことがあるのですか?

治療のゴール設定や設備、歯科医師の方針によって診断は変わるためです。

例えば、見た目の改善だけを重視するのか、噛み合わせの機能まで考慮するかで最適な治療法は異なります。診断に疑問を感じたら、納得できる治療法を見つけるためにセカンドオピニオンをご活用ください。

まとめ

  • 部分矯正は軽度の前歯の乱れに有効だが、噛み合わせや骨格に問題があると適応外となり、リスクも高い。
  • 費用・期間・後戻りリスクなどを総合的に比較し、ご自身が納得できる治療法を選ぶことが重要。
  • 失敗を防ぐには、精密検査と、必要であればセカンドオピニオンで客観的な診断を受けることが不可欠。

「自分の歯並びは部分矯正で本当に治るのか?」を確かめる最短ルートは、無料診断でプロの意見を聞くことです。

Oh my teethなら、オンラインで完結する初回相談と3Dシミュレーションが受けられるため、忙しい方でも気軽に比較検討できます。悩む前に一度診断を受け、最適な治療プランを手に入れてください。

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