施術が終わって、これからコンビニに寄る。あるいはもう店内にいる。何を買えばいいのか、その場で判断したい。
前提だけ先に書きます。ホワイトニングの直後は、歯の表面を覆う膜が一時的に失われ、色素が付きやすい状態になっています。目安はおよそ24時間。この間は色の濃いものと酸性の強いものを避けます。理由の詳細はホワイトニング後の食事にまとめました。
ここからは、棚の前で使える判断だけを並べます。コンビニの商品は加工されていて味付けが濃いため、見た目が白くても色の濃い調味料が入っていることがあります。 その見分け方も含めて整理します。
棚の前で使う3つの基準
まず、判断の軸を3つ持っておきます。
| 基準 | 見るところ | 引っかかる例 |
|---|---|---|
| 見た目の色 | 商品そのものの色 | 茶色、黒、赤、濃い黄色 |
| 原材料表示 | 裏面の表示 | しょうゆ、ソース、カラメル色素、着色料 |
| 酸味 | 味と種類 | 炭酸、柑橘、酢、乳酸菌 |
見た目の色
白い布に垂らしたらシミが残りそうか。 これで大半は判断できます。
カレー、ミートソース、照り焼き、キムチ、チョコレート。迷う余地がないものは、この基準で外れます。
原材料表示のどこを見るか
コンビニで効くのはこちらです。見た目が白っぽくても、味付けに色の濃い調味料が使われていることも珍しくありません。
裏面の原材料表示で、次の記載があれば避けたほうが無難です。
- しょうゆ、たまりしょうゆ
- ソース、ウスターソース、オイスターソース
- カラメル色素
- 着色料(〇色〇号、クチナシ、紅麹など)
- トマトペースト、赤ワイン、カレー粉、コチュジャン
原材料は使用量の多い順に並びます。上のほうに載っているほど影響が大きいと考えてください。末尾に少量記載されている程度なら、神経質になる必要はありません。
無色でも酸性のものは避ける
3つ目は色と無関係の基準です。酸性の強いものは、表面を一時的に敏感にして着色を受けやすくします。
炭酸飲料、スポーツドリンク、乳酸菌飲料、柑橘系の飲み物、酢を使った惣菜。透明でも該当します。
飲み物
もっとも選択を間違えやすい棚です。
| 選べる | 避けたい |
|---|---|
| 水、白湯 | コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶 |
| 牛乳、飲むヨーグルト(無糖・白いもの) | 炭酸飲料、スポーツドリンク |
| 豆乳(無調整) | 乳酸菌飲料、果汁飲料 |
選べるもの
水がもっとも確実です。常温でも冷たくても構いません。
牛乳や無糖の豆乳も選べます。白い飲み物は色素の心配が少なく、この時間帯に向いています。
意外に避けたいもの
お茶類は色が薄くても避けてください。緑茶やほうじ茶にはタンニンが含まれており、着色の原因になります。「紅茶をやめて緑茶にする」という選び方は、あまり意味を持ちません。
炭酸水も、無色ですが酸性です。スポーツドリンクや乳酸菌飲料も同様で、透明・白色でも酸性度は高くなります。
主食
こちらは具材と味付けで決まります。
おにぎりは具材と海苔で決まる
おにぎりは、ご飯そのものは問題ありません。判断は具材と海苔になります。
選びやすいのは、塩むすび、ツナマヨネーズ、鶏そぼろでないもの。避けたいのは、昆布、明太子やたらこ(着色されているものがある)、梅(酸性)、焼き肉やそぼろ系(たれの色)です。
そして海苔は色が濃い素材です。気になる場合は、海苔で巻かれていないタイプを選ぶという判断もあります。
パン
白い食パンやロールパンは選べます。合わせるものに注意してください。ジャム、チョコレート、あんこ、カレーが入ったものは避けます。
サンドイッチは中身次第です。卵サンドやハムと野菜のものであれば選びやすく、照り焼きチキンやカツサンドは避ける側になります。マスタードやケチャップが入っていないかも見ておくとよいでしょう。
麺類
うどんやそうめんは麺自体が白いのですが、つゆに色が付いています。 汁物は具材ではなく汁の色で判断してください。
パスタも同様で、ミートソースやナポリタンは避ける側です。クリーム系であれば選びやすくなりますが、原材料にしょうゆやカラメル色素が入っていないかは確認する価値があります。
費用に関する注記(自由診療について)
ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。
自分の進め方でどのくらい気をつければよいかは、施術の際に確認しておくと迷わずに済みます。
おかず・惣菜
味付けの濃さが集中する棚です。
選べるもの
素材の色が薄く、味付けが塩やこしょう中心のものを選びます。
- サラダチキン(プレーン、ハーブ系)
- ゆで卵、温泉卵(たれをかけない)
- 豆腐、冷奴(しょうゆをかけない)
- 白身魚の塩焼き
- ポテトサラダ、マカロニサラダ
チキンは味の種類が多いので、ここでも原材料表示が効きます。プレーンやハーブと書かれていても、下味にしょうゆが入っている場合があります。
避けたいもの
- 唐揚げ、から揚げ(下味にしょうゆ)
- 焼き鳥のたれ味(塩なら選べます)
- 煮物、筑前煮
- ハンバーグ、ミートボール
- キムチ、明太子を使ったもの
「揚げ物だから」ではなく「下味と衣の色」で判断してください。同じ鶏肉でも、塩味とたれ味では扱いが変わります。
サラダはドレッシングで決まる
サラダは野菜そのものより、ドレッシングの色で決まります。
ごまドレッシング、和風しょうゆ、中華ドレッシング、シーザーの一部は色が付いています。一方、白いドレッシングであれば選びやすくなります。
もっとも確実なのは、ドレッシングが別添えのものを買って、使わずに塩だけで食べるという選択です。
なお、トマトやにんじん、紫キャベツといった色の濃い野菜は、この時間帯は控えておくと安心です。
デザート・間食
甘いものは色素が入っていることが多い棚です。
選べるもの
プレーンヨーグルト、白いチーズ、牛乳系のプリンやムース、白いパンやスコーン。色が白いものであれば選びやすくなります。
避けたいもの
チョコレート、コーヒーゼリー、抹茶や紅茶を使った菓子、色の付いたグミやキャンディ、果汁入りのゼリー。
見落としやすいのは、色付きのタブレットやキャンディです。小さいものでも着色料が使われている場合があります。
コンビニ特有の落とし穴
最後に、この場所ならではの注意点をまとめます。
味付けが濃い
コンビニの惣菜は、冷めた状態で食べてもおいしいように味付けが調整されています。結果として、家庭料理より調味料が強めに入っています。
同じメニュー名でも、自炊より色が濃いと考えておくと判断を誤りにくくなります。
見えない調味料
見た目が白い商品でも、下味にしょうゆが入っていることがあります。サラダチキン、卵焼き、白身魚の惣菜。いずれも該当し得ます。
だから、この時間帯だけは裏面を見る価値があります。数秒で済みます。
温かい惣菜は色が付きやすい
レジ横の温かい惣菜は、揚げ物やたれを使ったものが中心です。この棚は、施術直後に選ぶのは難しくなります。
同じ空腹をしのぐなら、おにぎりや白いパン、サラダチキンのほうが判断が単純です。
迷いやすい期間の過ごし方は、事前に聞いておくと楽になります。
よくある質問
何時間くらい気をつければいいですか
歯の表面を覆う膜が再生するまでの目安がおよそ24時間です。ただし、方法や使用する薬剤によって案内される時間は変わります。ホームホワイトニングの場合は、装着後1〜2時間程度とされることが多くなります。担当の歯科医師から具体的な時間を伝えられている場合は、そちらを優先してください。
買ってしまったものを食べてしまいました
すぐに水で口をゆすいでください。1回で取り返しがつかなくなるわけではありません。気づいた時点で色素を口の中から減らせば、影響は小さくなります。
コーヒーはどうしてもだめですか
制限の時間内は避けたほうが確実です。牛乳を入れて薄めても、色素そのものはなくなりません。時間が明けたあとは通常どおり飲んで構いませんが、飲んだあとに水で口をゆすぐ習慣をつけると、色戻りの速さが変わります。
ガムやタブレットは大丈夫ですか
色が付いていないもの、着色料が使われていないものであれば選べます。白色や無色のものを選び、原材料表示に着色料の記載がないかを確認してください。色付きのタブレットは、小さくても避けたほうが無難です。
まとめ
コンビニで判断するときの基準は3つです。見た目の色、原材料表示、そして酸味です。
見た目は「白い布に垂らしたらシミが残るか」で判断できます。ただしコンビニの商品は加工されていて味付けが濃いため、見た目が白くても裏面にしょうゆやカラメル色素が入っていることがあります。 ここが家庭の食事との違いです。
棚別に見ると、飲み物は水と白い飲み物、主食は塩むすびや白いパン、おかずはプレーンのサラダチキンやゆで卵、間食はプレーンヨーグルトが選びやすくなります。
無色でも酸性のもの(炭酸水、スポーツドリンク、乳酸菌飲料)は避ける側です。色だけで判断すると、ここを見落とします。
東京銀座有楽町矯正歯科のホワイトニング
通院の負担を抑えたい方に向けて、オンライン診療と自宅でのケアで進めるホワイトニングをご用意しています。3Dスキャンで採得した歯型からオーダーメイドのマウスピースを作成し、歯科医師の診断のもとでホワイトニング剤と知覚過敏抑制剤をお届けします。
- 診察はオンラインで完結。マウスピースをお持ちの方は来院いただく必要がありません
- 歯型に合わせたオーダーメイドのマウスピースで、薬剤を歯の隅々まで行き渡らせます
- しみる症状に備えた知覚過敏抑制剤を同梱。経過はLINEでご相談いただけます
※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります



